寺町美術まつり実行委員会では、毎年の恒例となっております寺町美術まつりにつきまして、いまだ新型コロナウイルス収束の見通しが立っていない現在の状況を鑑みて誠に勝手ながら開催を中止させていただく事となりました。開催を楽しみにされていた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
以下に以前の美術まつりの模様を掲載しております。
寺町美術通りでは毎年1回、秋の時代祭の前後に『寺町美術まつり』を開催しています。
今年は10月25(金)~27日(日)までの3日間、「無料鑑定会」や「入札会」「呈茶サービス」「 昭和天皇御大礼での展覧本展示」「高御座・御帳台模型特別公開」「下御霊陶楽市」「鳳輦形神輿の特別公開と講話」など盛りだくさんの企画をご用意し、多数の皆様にお越しいただきました。
■日時:10月27日(日)午前10時〜正午
■場所:下御霊神社 特設会場
寺町美術通りの美術商店主たちがそれぞれの専門分野に応じて、お客様がお持ちになっている美術品の真贋・時代・価格評価などをいたしました。今回も多数のお客様にお越しいただき、鑑定をさせていただきました。
鑑定会の様子
■日時:10月25日(金)、26日(土)、27日(日) 午前10時〜午後5時
■場所:下御霊神社 特設会場
寺町美術まつり参加店が選りすぐりの逸品・珍品を出品いたしました。古都の旧家からの蔵出し品など様々なジャンルから約100点が荷飾りされ、参加されたお客様から多数の入札をしていただきました。
入札会の様子
落札価格の一部を下御霊神社社殿修復事業へ寄付させていただきました。
■日時:10月26日(土) 午前11時〜なくなり次第終了します。
■場所:下御霊神社境内
下御霊神社の名水を用いて先着100名様分のお茶を点てました。一保堂さんの お抹茶「明昔」と二條若狭屋さんの和菓子「ふく栗」で、境内の床机で一服していただきました。開始時刻の11時前から多数の御来場をいただき、午後2時には終了いたしました。
呈茶サービスの様子
■日時:10月21日(月) ~ 27日(日) 午前10時~午後5時
■場所:芸艸堂 2階 画廊
昭和3(1928)年11月、京都御苑で第124代昭和天皇の御大礼がありました。京都の産業界からのお祝いと京都の産業界への奨励の目的で各業界から天覧用に一品が集められました。当時芸艸堂が出品し、お買上げ品となった豪華本を展示。興味深く観ていただきました。
お問合せ:芸艸堂 (うんそうどう) TEL075-231-3613
■日時:10月25日(金)〜10月27日(日) 午前10時〜午後6時
■場所:象彦 寺町本店 2階ギャラリー
■お問い合わせ:象彦 TEL 075−229−6625
ご即位に使用される高御座・御帳台。日本に三台あると言われている模型を所蔵しており、今回特別に展示いたしました。27日には11時、15時より15分程度ギャラリートークも開催致しました。多数の方にご来場いただき精巧なつくりを間近でご覧いただきました。
■日時:10月25日(金)、26日(土)、27日(日) 午前10時〜午後5時
■場所:下御霊神社境内
京都市内に於いて日々作陶に励む個性豊かな『若手陶芸現代作家達』の普段使いの器から茶陶・花器など日常に使える作品を展示即売いたします。
境内に多数並べられたお手頃な器を前に、多くの来場者が足を止めて見て、買っていかれました。
■出展作家■
陶楽市の様子
■日時:10月25日(金)、26日(土)、27日(日) 午前10時~午後5時
■講話日時:10月26日(土)午後2時~
■場所:下御霊神社 境内
日本画家・図案家の神坂雪佳やその弟で蒔絵師の神坂祐吉など当時京都を代表する名工に嘱されて大正12年に造られた下御霊神社の「鳳輦形神輿」を美術まつり期間中、特別に公開いたします。また、26日午後2時より出雲路敬栄 宮司に神輿や神社の由緒などを約30分解説していただきました。
漆塗螺鈿装輦形神輿特別公開、宮司による講話の様子
■お問い合わせ■
寺町美術まつり実行委員会(代表 安尾栄介)
TEL 075-205-2051